香港の公団住宅の発祥の地 〜石硤尾を散策〜 その3

前回の続きで、石硤尾(Shek Kip Mei)を散策中〜。

ユースホステル Meiho House を見学した後は、ちょうどホステルの裏にある
嘉頓山(Garden Hill)という丘に登ってみましょう。

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ユースホステルの脇にサインが出ているので道に迷うことはありません。

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丘の頂上まではずっと坂道ですが、ものの10分ほどで到着。ちょっとしたハイキング気分。

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頂上には休憩所があり、地元の人の憩いの場になっています。
そして、この素晴らしい眺望〜。

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Sham Shui Poからモンコックにかけ、香港らしい市街地の風景が足元に広がっています。奥の方にはICCタワーも見えます。

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頂上の周りは一周できるようになっており、石硤尾の方向には、公団住宅の街並み、City University の校舎、遠くにはライオンズロックも見ることができます。
この丘はちょうど西を向いているので、夕日を望める絶好のローケーションとして、
写真愛好家の間でも人気のスポットになっているそうです。
夜になるとこんな素敵な夜景も楽しめます。

Garden Hill を後にし、Sham Shui Poへ向かって歩きます。

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途中、歴史的な建物が目に入ります。1960年代に建てられたこの建物は、昔の裁判所。今は美術大学の校舎として使われています。

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建物は外からのみの見学。

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校門付近には美術学校らしいオブジェが飾られています。
さらにSham Shui Po方面に進んでいくと、スーパーやコンビニなどでよく見かける、
このロゴを冠した建物が見えます。

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このシェフのマーク、見覚えありませんか〜。

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ここは香港人ならノスタルジーを感じずにはいられない、ガーデンベーカリーの本社ビル。
香港で初めて西洋風菓子・パンを製造・販売した地元のメーカーです。
1926年に設立の老舗で、今でも創立当時のファミリーが経営をしています。

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皆さんも、このような商品を見かけたことあるのではないでしょうか〜。

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一階には、自社製品を扱うショップとカフェスペース、そしてちょっとした展示コーナーもあります。

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ここでしか手に入らないオリジナルグッズもありました〜。香港土産にいいかも〜。
お店の雰囲気も客層も、いい感じに力が抜けている〜。
子供の頃に行った地元の洋菓子屋さんのような、どことなく懐かしい気持ちにさせられます。

そのあと、Sham Shui Poのストリートマーケットを通り抜け、5分ほど歩くと、今回の散歩の終着点、
地下鉄の深水埗駅に到着です。Sham Shui Poにも見所はたくさんあるのですが、今日はスルー。
石硤尾だけでも、かなり充実した散策になりました。

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石硤尾には、昔の建物を再利用して作られたアートセンターやユースホステルがありました。
元々の建物は、公団住宅だったり、ファクトリービルディングだったり、
決して芸術的に価値があるわけではありません。

しかし、それらの建物は歴史を生き抜いて来た人々の記憶を代弁するうえで
とても大きな価値を持っています。

2つの施設とも、建物の用途が変わっても、過去の記憶をちゃんと現在に引き継いでいました。そして、今の石硤尾の街にしっかり馴染んでいる気がしました〜。
今回の散歩は、香港の新しい一面を見れて、とても有意義なものとなりました。

下の地図は今日歩いたルートです。参考にどうぞ〜。

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