今さら太平山街 ~歩行者が主役の街〜

前回、前々回に続き、今回も太平山街についての記事です。
皆さんも御察しのとおり、3回も記事にしたくなるほど、僕はこの街が大好きです。

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どうしてこんなにも僕がこの街に惹かれるのか、この街の魅力を簡単に言うなら、太平山は歩行者が主役の街だからだと思います。香港の市街地で、これほど歩行者が堂々と道の中心を歩ける場所は少ないのではないでしょうか。

タクシーにクラクションを鳴らされることもなく、デリバリーバイクにビクビクしなくてもよく、ましてや、同じ歩行者の気まぐれに煩わされることもなく、自分の速度でのびのびと歩ける、そんな些細な喜びに感動〜。

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ちょっと大げさに書きましたが、このエリアのメインストリートである太平山街や普慶坊は歩行者天国ではないけれど、スピード出してる車も少なく、歩行者フレンドリー。あと、太平山エリアには坂道や階段の道が多いので、基本的に車が通れる道が少ないのも特徴的。

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車のない/少ないおかげで、この街には香港の他の市街地にはない可能性があります。
それは、人々が街を占領できるのです〜。普段は建物の中だけに限られてた人々の活動が道へと溢れ出るのです。それが顕著に見れるのが、カフェ。

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↑太平山をおしゃれ地区に押し上げた功労者とも言える、お茶専門店・Teakha 茶家。一時期、ここの抹茶チーズケーキが大人気となりました。

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↑お店の裏側にある小さな道沿いにベンチや椅子が並んであります。

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↑裏道がお店の一部のように人々によって使われているのが見えます。裏の公園から盗撮。

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↑もう一つ、この街を週末ブランチのメッカにしたのが、Po’s Atelier。表にパン屋さんと裏にイートインスペースがあります。

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↑ここでも行き止まりを上手く使い、屋外スペースを座席で侵食しています。鮮やかなブーゲンビリアを見ながらブランチなんて気持ちよすぎ〜。
この2つお店の成功でこの街の方向性が決定したと言っても過言ではないのでしょうか〜。
このあと、お店の前の屋外スペースを利用したお店が次々とオープンしました。

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↑クラフトビールのお店。人工芝でアウトドア感を演出。

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↑日本茶専門の喫茶店。1カップずつ丁寧にお茶を入れてくれます。

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↑今ではコーズエウィの一等地にも支店を持つ、カフェ Lot10。いつもそこまで混んでるようには見えないのですが、、、経営、上手くいってるのですね〜。

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↑カフェの前で男の子がギター片手に愛の告白?こんな光景も見られちゃう〜。

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↑ベジテリアン専門のカフェ/デリ。意識高そうなお店の前で学校終わりの子供達が無邪気に遊んでいます。微笑ましい〜。

そして、忘れてはならないのがこれらのおしゃれカフェが太平山に来る前からあった、この茶餐厅。

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ほとんど店内に座席スペースがないこのお店は、外がメインのイートスペース。街への侵食化の元祖、これも大排檔と呼ぶのでしょうか〜。ここのカレーチャーハンがオススメです!

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太平山には、庶民的グルメの行列のできるお店もあります。ここのポークチョップライスが大人気〜!車の少ないこの街では、行列も堂々できます〜。人気が上昇するのに伴い、高級なレストランも進出してきたこのエリアにとって、こういう庶民的なお店の存在はありがたいですね〜。

以上、人が主役の太平山を見てきました。
車がいないだけで、街がこんなにもゆるーくなるんです。話が飛びますが、4年前のアンブレラ革命でセントラルの幹線道路から車が一切なくなった時、建物でもなく、車でもなく、人々が街の主役を奪い取ったのを見て興奮したのを覚えています。その時、街も人々もとても生き生きしているように感じたのは、僕だけではないはず〜。

まだまだ、書き足りないぐらい太平山のいいところがあるのですが、それはまた別の機会に。
今回紹介したカフェの住所、地図などは、あえて紹介しません。ぜひ皆さんも、太平山に繰り出して、探索してみて下さい〜。